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2014年5月16日更新

 

5月9日から10日にかけて、被災地に行ってまいりました。昨年12月のクリスマスコンサートツアー以来です。3月の終わりごろ、春が来る前に一度行きたいねと話していたところ、突然とてもよいお話が飛び込んで来て、少々延期となりました。というのは、イエスのカリタス友の会会員のある方から、自分たちが3教会合同で炊き出しを行うので、その余興でスモールクワイアに歌を歌ってほしいという依頼が来たのです。以前から炊き出しを兼ねてコンサートができればどんなにいいことかと考えていたので、このありがたいお話しに一も二もなく賛同いたしました。松戸・豊四季・亀有という3教会の信徒の方たちと、お互い都合のつく時期を調整して、この時期となりました。

 せっかく福島に行くのならということで、私たちの幼稚園がある白河にもおじゃましました。9日の朝出発し、その日の午後1:30から幼稚園のホールで30分ほどのコンサートです。子どもたちのお迎えに早めに来られた保護者の皆さん40名ほどを前にして、心をこめて歌いました。私たちの歌を聞いて、一人二人とハンカチを取り出し、終わるころにはかなり大勢の人が目に涙を浮かべていらっしゃいました。幼稚園の園庭には、放射線量を測定する機械が置いてあります。日々子供への影響を心配しながら、言い知れぬ不安のうちに生活しておられることが伝わってきました。

幼稚園の後は、隣接する白河教会で歌わせていただきました。こちらの事情で寸前に決まったコンサートにもかかわらず、集まってくださった方のため祈りを込めて50分ほど歌わせていただきました。そのあと、信徒の方々が準備してくださったお茶をいただきながら、交流のひと時を過ごしました。その日は、那須にある祈りの家に泊まり、翌日に備えました。

10日は朝早く二本松に向けて出発。松戸教会の渡辺神父様司式のミサに与り、朝食後おにぎり作りを開始しました。波江町から非難されている方々は約30の仮設におられるそうですが、今回炊き出し会場となる仮設はその中でも一番大きい仮設住宅でした。イベント等は月に2,3度あるようですが、人数が多いため炊き出しは3,4カ月に一度だと聞きました。それだけにとても楽しみに待ってくださっていたようです。3教会からの40人のボランティアさん達は前日にはいらっしゃり、炊き出しの仕込みをされたようです。私たちがお手伝いできたのは、約300名分のおにぎりをにぎる手伝いです。


 

そのあと炊き出し会場に向かい、セッティング開始。焼きそばにしても、焼き鳥にしても、それはそれは本格的な炊き出し設備でした。私たちは楽器やマイクをセッティングし、簡単にリハーサルを行い、出番を待ちました。10:45に炊き出しがスタートし、大勢の方々が三々五々集まっていらっしゃいました。私たちも豚汁をテーブルにお運びしたり、列に並ばれる方に焼きそばなどをついで差し上げたりするお手伝いをさせていただきました。
一人ひとりとことばを交わす時間は短いものですが、そういった貴重なひと時にカリタスの証しができればと願っていたのはシスターたち皆同じではなかったかと思います。

皆さんが食事をされて満たされたころ余興が始まりました。ひとつ目は手話ダンス。教会の女性たちが楽しく面白く美しく、開場の皆さんを引き込みながら素晴らしいパフォーマンスを繰り広げていました。そのあとは手品です。新聞の中に流し込んだ牛乳が消えてしまったり、白いスカーフがワイン色に染まったりと、みんなは声をあげて驚いていました。

そして最後にスモールクワイアの出番です。風が非常に強く、テントなども飛ばされないようにくくりつけてありましたが、私たちもベールが飛ばされないか心配でした(笑)。ただ幸いだったことは、向かい風ではなく背後から吹き付けていたために、私たちの声は開場の皆さんのほうに届きやすくなったことです。いずれにしても屋外で歌うことはほとんどないので、今回は初めてマイクとマイクスタンド持参で行きました。聖歌はもちろんのこと「川の流れのように」や「ビリーブ」「花は咲く」など、皆さんご存知の歌を中心に10曲ほど歌わせていただきました。持ち歌すべてを出しつくしたという感じでしょうか!風はひどく、熱くなったり肌寒くなったりという天候にもかかわらず最後の最後まで聴いてくださり、最後の「神様といつもいっしょ」は手拍子まで送ってくださり、会場の一体感を感じるコンサートとなったことを神様に感謝しました。

コンサートの後は集会室にて有志ボランティアさん達による手もみマッサージのサービスも。シスターたちも試していました(笑)その後、自治会長さん達の話を聴く機会が設けられ、炊き出しボランティアに参加された信徒の方々の質問にも答えながら、今の仮設住宅の現状、苦労された話、福島を巡る現状などお話しくださいました。
 最後にみんなで記念撮影を撮りそれぞれ帰途につきました。相変わらずの大風の中、安全を祈りながら予定通り修道院に帰り着きました。いただいたすべての恵みと出会いに感謝し、これからも復興支援のために私たちにできる活動をしていきたいとの決意を新たにしました。