キリスト者メーデー集会
- 2013/04/29 21:48
今日は四谷のニコラバレでキリスト者メーデー集会がありました。
予想に反する参加者の数に、スタッフの方たちは嬉しい悲鳴。
昨年は50名ほどだったそうでしたが、今日は200名あまりの人が
集まりました。扱う内容に多くの人が関心を寄せていること、
昨年出された「なぜ教会は社会問題にかかわるのか」という本が、
教会の新たな姿勢を映し出し、信徒も社会問題に声をあげていく
事の大切さが認識されてきていることの表れではないかと思います。
第一部は中村光男氏による下請原発作業員の実態についての話し、
第二部は本田哲郎神父による「ちいさくされた人々と共に生きる」
というテーマで話を伺い、社会の片隅で働く人々の叫びに連帯する
機会を得ることができました。
そのあと「労働者と共に祈るミサ」の式文でミサが行われ、
除染作業員、原発作業員をはじめとする不正な扱いのもとに
厳しい労働を余儀なくされている人々がいる現実を受け止め、
人々が大切にされる社会のシステムがつくられていくよう力を
合わせながら自分たちのできることをしていく決意を新たにしました。