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2013年07月の記事は以下のとおりです。

ローマ、時の流れは永遠

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今日は友人に手紙を書き、重さを量るために
ここのシスターに量りがないか聞いてみました。
「あるよ。すごく現代的なのが!」というので
どんなすごいデジタル式のものが出てくるのだろうと
待っていると、出てきたのはこれ…。
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いまどき見られない貴重な重量計。

封筒をのせるとしばらく針の揺れが、止まらない。
わたしがすごくウケて、これ今日のヒットとして
ブログに載せるというと、「ちょっと待って!」 と
急いでホコリをはたき始めました。
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結局正確には量れませんでしたが、
20グラム以下であることは間違いないようです。

聖ペトロのお墓参り

毎日地下の部屋で作業を行なっているからか
今日はいったい何日かも忘れがち。
けれど、曜日だけはしっかり勘定し、
今日は待ちに待った日曜日。
モグラからハトに変身した気分で、バチカン広場へ!
目的は大聖堂内にある聖ペトロのお墓参りをすること。
今年は信仰年なので、どうしても果たしたかった計画でした。
今日は、アンジェルス(教皇とともにするお告げの祈り)が
バチカンではなくカステルガンドルフォで行われるとあって、
いつもより人出が少なく、列に30分並ぶぐらいで入れました!
大聖堂の中にある階段を下りて、歴代の教皇のお墓のある地下へ。
カトリック教会の礎となった聖ペトロのお墓の前で
お祈りを約束した人たちのことを思い出しながら、
ゆっくりとお祈りをすることができました。神に感謝!

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大聖堂に入ってすぐ右手にある
ミケランジェロの「ピエタ」の像

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大聖堂の正面にある教皇祭壇
聖ペトロのお墓はこの下です。
残念ながらそこは撮影禁止でした。

最後まで耐え忍ぶ者は

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マタイによる福音10章6‐23節

イエスは、後に降りかかる迫害に向けて
ご自分の弟子たちの心を準備させる。
「蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。」
「引き渡された時は、何をどう言おうかと心配してはならない。」
12人を前にして具体的に諭すイエスの親心を感じる。
イエスが王となって世を治めてくれると思っていた弟子たちにとっては
聞きたくない話ではあっただろう。
「私の名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。」
どんな思いでこの言葉を聞いただろう。

わたしたちも日々の生活の中で、目に見えない血を流すことはある。
肉体的な苦しみもそうだが、精神的な苦しみはもっとつらい。
特に、いつ終わるのか、なぜ苦しまなければならないのかわからない、
苦しみを分かち合える人がいない、そんな状況はもっとつらい。

イエスは言う。「最後まで耐えしのぶ者は救われる。」
どうせ苦しむのであれば、ただ耐え忍ぶのはもったいない。
誰かのために耐え忍ぼう。
自分よりも、もっともっと過酷な状況に置かれている人の為に。
余命を宣告された若いお母さん、
虐待されている無防備な子ども、
震災で愛する人を亡くし、立ち上がれないでいる人、
お金がなく、飢え死に寸前の独居老人…。
誰かのために捧げられた苦しみは、大きな価値があると信じる。

この世で飢え、渇き、迫害、裏切り、ののしり、鞭打ち、
最後には十字架上で死に渡されたイエス。
すべて耐え忍ばれたのは、人類を愛するがゆえだった。

ゴーヤカーテン

日本は連日猛暑とのこと。
熱中症が続出と聞いて、心配です。
ローマはここ数日最高気温は30度以下。
最低気温は16,7度で、信じられないぐらい
過ごしやすい日々です。
4時ごろになると雷がごろごろとなり始め
スコールのような夕立に見舞われます。
菜園担当のシスターは嬉しいばかり。
しかし、安心は禁物・・・。
ゴーヤで作っている緑のカーテンがうなだれて
危ないところでした。
水をたっぷりかけて危機を脱し、
生気を取り戻したようです。
それにしても伸びが早いです。

     一週間前      
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     ↓↓↓

     一週間後
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今日のヒットは、白菜。
ローマにも白菜があるんですよ。
最近アジアの人たちが増えて、
その辺の市場でも手に入るとか。
シスターたちはそれを丸かじり。
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ウサギも顔負けです。

イエス、口の利けない人を癒す

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マタイによる福音9章2-38節

今日の福音の中でイエスは悪霊に取りつかれて
口の利けない人を癒された。
いつの時代も、善を悪に解釈し、
何につけても非難する人々がいるものだ。
当時の権威者たちはイエスの行いを見て、
「あの男は悪霊の頭の力で悪霊を追い出している」
と言った。イエスはそれに対して何の反論もしない。
弱い人が責められると、必ず反論し、弁護するのに。
「なぜ、心によくない考えを抱くのか」と。
しかし自分を守ろうとはしない。それどころか、
町や村を回って、ありとあらゆる病気や患いを
癒しつづけたことが書かれている。

人はとかく、自分の立場を守ることに必死になる。
イエスの弱い立場の人に対する思いやりと正義感、
自分の損得を顧みない潔さを育むことができますように。

会憲・会則改訂委員会の様子

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総本部では、7月1日から20日まで会憲・会則改訂委員会が行われています。
先週は個人作業、言語別作業が行われ、今日から全体会議です。
韓国語と日本語で表示するため、2つのスクリーンを見比べながらの作業です。
日本はとても蒸し暑いそうですが、おかげさまでここローマは今のところ
家の中は結構涼しく、特に私たちが仕事している図書室は地下なので
過ごしやすく、作業も思ったより はかどりそうです。

聖霊の助けを願いながら頑張っています。どうぞお祈りください。

日曜日、いざバチカンへ!

  • 2013/07/08 04:59

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今日は日曜日で会議はお休み。
バチカンの聖ペトロ大聖堂で行われる
神学生、修練者たちのためのミサが
テレビ中継されるということで、
(さすがカトリック国)見ることにしました。
写真では見たことがありましたが、
初めてお声を聞きました。
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12時からの教皇様のアンジェルス(お告げの祈り)に
参加するために修道院を出発し、バチカンに向かいました。
総本部からバチカンまでは路面電車、バスを乗り継いで
うまく行けば30分ほどで行けます。
聖ペトロ広場はすでに全世界からの巡礼者たちによって
埋め尽くされていました。
さっきまでテレビで見ていたミサが終了し、
神学生・修練者たちが大聖堂から次々に出てきていました。
毎週日曜日に教皇様が姿を現す最上階の右から2番目の窓。
かなり遠くからですが、初めて新教皇フランシスコを直に拝見し、
メッセージを聴き、祝福をいただき、深い喜びに満たされました。
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カトリック教会の空気をいっぱい吸い込んで、力を回復。
また明日からの会議、頑張れそうです。

神学生・修練生たちのためのフェスタ

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7月4日から7日まで、ここローマに司祭、修道生活を希望する
神学生や修練生たちが世界中から集まり、共に学び、共に語り、
共に祈り、自分の歩む召命の喜びを分かち合い、志をかためる
ためのプログラムが行われています。6000人の参加者だそうです。

今夜はローマ市庁舎カンピドーリオでフェスタがあり、
たくさんの若いシスターたちや神学生たちが集いました。
オープンな集いだったので、ずいぶん前にノヴィスを卒業した(笑)
わたしたちも出かけてきました。でも、ノヴィスと間違え
フランスから来たノヴィスたちに声をかけられましたが!
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フェスタの中では、3人の人たちが、どうしてこの道を
歩み始めたかについて語ってくれました。
またイタリアでよく知られている歌手が、神様のために
作った歌などを披露しました。
思春期には完全に教会を離れ、ブロードウェーで
タップダンサーとして活躍するようになったけれども、
司祭への道を志すようになったアメリカ人の神学生が、
素晴らしいタップを披露して観衆を沸かせました。
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自国においては感じることのできない世界的なつながりを
体験し、どれほど勇気づけられたことでしょうか。
生涯を神様と人とにささげることを決意したこれらの
若者たちが、神様の導きと多くの人の助けに支えられながら、
その決意を最後まで貫くことができますようにと祈り、
帰途に着きました。神に感謝!

今日の収穫

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はたしてこれは何でしょう?
正解はトマトです。
ここローマにある総本部の庭には、
今いろいろな野菜が実っています。
これは今日収穫されたトマト。
おもしろい形をしてますねー。
とっても美味しいそうです。
もぎたてをほおばっているシスターもいます。
遠くからマリア様が眺めていますよ!

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竪琴を奏でるシスター

総本部では異国ならではのものを発見できます。
今日のヒットはチェトラといわれる竪琴。
今日は聖トマスの祝日ともあって、
晩の祈りの賛歌の伴奏で登場しました。
とても美しい中世の響きです。
シスターは3日間の集中講座に通って
とりあえず基礎をマスターしたとか。
練習中におじゃまして撮影させてもらいました。

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