マリアの奉献
- 2016/11/21 07:07
- カテゴリー:今日の福音
2016年11月の記事は以下のとおりです。
今日 王であるキリストの祭日に“いつくしみの特別聖年”が
閉幕いたしました。
「神のいつくしみの聖なる年が、主の恵みに満ちた一年となり、教会が新たな熱意をもって、貧しい人によい知らせをもたらし、捕らわれ、抑圧されている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げることができますように」と願い過ごして来たこの一年の歩みと感謝をローソクに込めて主の祭壇にお捧げいたました。
私たちがこれからも、すべての人、特に貧しい人苦しむ人の救いのために、いつくしみ深い愛をあらわすものとしてくださいますように。
ローソクに刻まれたみことばは、私たちの修道会の前身である最初の事業所の聖堂の正面に創立者カヴォリ神父様が掲げたものです。
いつくしみの特別聖年は、終わりますが、神のいつくしみに終わりはありません。これからも、「キリスト者がいるところではどこででも、だれもが、いつくしみのオアシスを見いだすことができるよう」に願い、それを共同体の中で思い起すことができるようにローソクを各修道院に持ち帰りました。
カトリック教会では伝統的に11 月は死者の月とされています。
特に11月2日の死者の日から、私たちは、お墓参りをし、
死者のためにお祈りをする習慣があります。
こちらの修道院でも11月1日の午後から、
府中のカトリック墓地の創立者と
亡くなった会員のお墓にお祈りに行っています。
死者のために祈る祈願文に
「恵み豊かな神よ、
復活された御子キリストに従う私たちの信仰を強め、
死者の復活を待つ私たちの希望を
不動のものとしてください」
とあります。
私たちが墓地を訪問して死者のために祈るのは
今もなお、イエスへの信仰と祈りによって
つながっている死者の永遠の安息を願うためであり、
そしていつの日か私たちも、神のいつくしみの永遠の愛に
ともに憩うことを願っているのです。
墓地へ行くことができなくても今月は亡くなった方々のことを思い
祈りをお捧げいたしましょう。