3.11 お祈りしています。
- 2018/03/11 12:36
2018年03月の記事は以下のとおりです。
今日はこちらの修道院でも
朝のミサの後聖体礼拝が行われています。
それは教皇フランシスコの以下のお勧めによるものです。
「今年も、恵み深い機会として“主にささげる24時間”
という取り組みを行います。その際には、聖体礼拝において
ゆるしの秘跡を受けることが望まれます」
教皇様は私たちに呼びかけています。
「この世に不正がはびこっていることに心を痛め、
人々の心と行いを麻痺させる冷淡さに懸念を抱き、
共通の人間家族の一員であるという
意識が弱まっていると感じているなら、
わたしたちと一緒に神に祈り、ともに断食し、
兄弟姉妹を助けるために自分にできることを行いましょう」 と
今日、世界中で捧げられるこの祈りの輪に
ひとりでも多くの人が加わって
みんなで一日をお捧げできますように。
今朝のミサは4人の新司祭(昨年叙階されあ)の初ミサでした。
こちらの聖堂で4人の新司祭のミサはおそらく初めて。
早朝から元気よくミサの司式をしてくださりました。
お説教では、地元の教会で、お祈りや叱咤激励により、
力強く(過ぎるほど)背中を押してくださった
シスターのお話を楽しく伺い、私たちの使命を再確認致しました。
ミサの中で日本の教会に司祭叙階のお恵みを
与えてくださったことを感謝し、
これからも後に続く人が与えられるように
祈らなければならないと感じました。
聖歌はスモールクワイアが担当し、
神父様方のこれからの歩みを支えてくださるように願い
「主よここに私が」「神をたたえよう」などを歌いました。
ミサの後はロビーで歓迎のごあいさつ。
こちらにはイエスのカリタス友の会の事務局があるのですが
うれしい、こころのこもった送りものが、2通届きました。
どちらとも使用済み切手が同封されていました。
お一人の方は丁寧にそろえて入れてくださり、
もう一つの大きな袋にはいろいろな切手がたくさん入っていました。
「教育が受けられない子供達を助けるために使ってください」
とていねいな文章と文字でお手紙をそえてくださってました。
小学校の授業で世界で教育が受けられない子供たちがいることを知り
みなさんで使用済み切手を集めてくださったそうです。
心が温かくなる、元気がでるうれしいおくりものです。
ちょうど先日聞いた
ブラジルの学費を払うことが困難な子供たちのため、
そして、南スーダンの子どもたちのためにも
使用できます。
今日の2つのおくりもののみなさん、そしてこれまでも
使用済み切手を送ってくださる皆さん
本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。