日本信徒発見の聖母の祝日おめでとうございます。

 

こちらの修道院ではミサがありませんでしたが

教会の祈りやみことばの祭儀で記念しお祝いしました。

1865年の3月17日大浦天主堂を訪れた十数名の人たちが

プチジャン神父様に

「私たちは皆、あなたと同じ心です」

と言ったことから

キリスト教の信仰が200年以上続いていたことが発見されました。

私たちのCD「光の道へ」に　

その時の心を表す「オナジムネ」を収録しています。

迫害を乗り越え信仰を伝えてくださった私たちの先祖に感謝する日、

そしてずっと導いてくださり、今も導いてくださっている

神様と聖母マリアに感謝し、

特に今は新型コロナウイルスの終息を祈る日と

なりますように。

十主の平和

皆様10時から東京教区の四旬節第3主日のミサが

動画配信されます。

https://www.youtube.com/watch?v=UWKoW69KuIg

私たちの修道院でもこれから皆で

この動画でのミサに参加いたします。

このミサで心を合わせて

いま世界に必要なお恵み特に新型コロナウイルスの終息を

お祈りいたしましょう。

そしてとりわけ、このミサを通して私たち一人一人が

イエスが言われるお恵みをいただくことができますように。

「わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。

わたしが与える水はその人の内で泉となり、

永遠の命に至る水がわき出る。」

 

 

 

皆様　今日は被災地に思いを馳せる一日になりますように！

今日の祈りの集いのことで

お知らせが届きましたので下にご案内いたします。

震災の時間に合わせて、お祈りの動画が配信されます

皆様もどうぞ心を合わせてお祈りくださいますように。

■タイトル：

「思いつづける3.11～犠牲者・被災者・避難者のために祈るつどい～」

■配信開始時刻：2020年3月11日（水）　

　　　　　　　　　　　14時20分から14時54分まで（34分間）

 

■動画アクセス：　https://youtu.be/JJzaV6IHyVE

 

■内容：〇フランシスコ教皇来日「被災者との集い」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（2019年11月25日）より

　　　　・被災者3名の証言

　　　　　加藤敏子さん（岩手県宮古市）

　　　　　田中徳雲さん（福島県南相馬市）

　　　　　鴨下全生さん（福島県いわき市）

　　　　・フランシスコ教皇メッセージ

　　　　〇被災3県からの奉納物の紹介

　　　　〇14時46分　黙とう（1分）

　　　　〇カトリック東京大司教区　菊地功大司教メッセージ

よろしくお願いいたします。

 

数日前にも私たちが見た被災地をお届けしましたが、

少しでも思い起こせるように

 

2019年の12月ですが、私たちが見た

福島の様子（ホンの一部です）をお届けいたします。

 

シスター9人で、車で、福島・宮城にコンサートに出かけたとき

常磐道を富岡ICで降りてまず最初に目にしたのは除染作業の様子でした。

 

乗っていた他のシスターが「え～まだ除染作業？」と

声を上げましたが私も同じ気持ちでした。

 

そこから原町まで上りましたが、対向車は通りますが

もちろん人は住むことができない地域が続いていました。

まだ路上には警備の人が立って見守っています。

除染作業やこの警備の方々も大変な毎日だと思います。

そして目につくのは　緑色のカバーがかかった除染の土の山です。

小さな山もあれば、見渡す限り緑色のシートと黒い袋というところがあり、

原発の被害の大きさを感じました。

 

震災前はここはきっと見渡す限りの田んぼとか畑だったのではないかと

創造できました。

明日で9年、被災地の方が少しでも心穏やかに生活できますように

お祈りしています。

私たちが通るとき、ずっと小さな虹が出ていました。

希望をもって私たちも祈り続けます。

 

 

今年も3月11日、東京カテドラル聖マリア大聖堂では

2：46に合わせて

「3・11　あなたを忘れない」ミサが行われる予定でした。

そのミサで私たちは聖歌を歌わせていただく予定でしたが

今年は新型コロナウイルス拡大防止のため、

そのミサは中止となりましたが

その分、被災地の方々と心を合わせてお祈りいたします。

昨年のミサの様子です。

東京教区では、今のところ３月１４日まで公開ミサが中止されています。

しかし、菊池大司教様のブログでご案内されているように

https://bishopkikuchi.cocolog-nifty.com/

東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会の

HPから主日のミサの動画配信がされています。

https://www.youtube.com/watch?v=Qf23zyeaNEQ&feature=youtu.be

現在、修道院でもミサがないため、毎日みことばの祭儀をしていますので

久しぶりにミサに参加することができました。

イエスの受難と死と復活の祭儀を体験することができ、

心から感謝の祈りを

そして、新型コロナウイルスの早期終息と

東日本大震災の復興・追悼の祈りを捧げることができました。

四旬節第２週の始まりに、私たちが

イエスに（そして私たちにも）注がれた神様の声

「これは私の愛する子」をしっかりと心に刻み

いつも共にいてくださるイエスとともに過ごす一週間となりますように。

 

 

 

被災地のことを思い起こす助けになればと思い、

昨年12月の画像をUPして紹介いたします。

昨年初めて、訪れたのは

大川小学校です。

毎年南三陸の志津川には行っていたのですが

そこから車で25分ほどの距離にあり、

そんなに近いとは思っていませんでした。

大川小学校の校門です。

 

 

 

そこでお祈りしました。

多くの生徒さんたち先生方が命を亡くされたこの場所で

どのようにお祈りしてよいのかわかりませんでしたが

神様が、どうか、必要なお恵みをくださるように心をこめて祈りました。

この小学校は震災遺構として保存されるそうですが

それは、特にこの学校で元気いっぱい学んだり、遊んだり

していた笑顔のこどもたちを忘れないためでもあると伺いました。

下の写真は南三陸町震災復興祈念公園「祈りの丘」です。

こちらでお祈りしながら、あの穏やかな海から

津波が押し寄せたことを思いました。

 

「祈りの丘」の側には、防災センターの遺構が見えます。

この日の活動を始める前、泊めていただいた

カリタス南三陸ベースで朝のお祈りをしました。

この日、出会う全ての方、すべての場所、

そして私たちが出向いていくことができない方々にも

神様がお恵みをくださいますように　と。

また、あとで福島のことをご紹介しますね。

3月に入り今日は6日になっていました。

ブログをご覧の皆様も、現在は特に新型コロナウイルスの

一日も早い終息をお祈りしていることでしょう。

ところで、私たちもこのウイルス拡大防止のために予定されていた

東日本大震災復興・追悼祈念コンサートやミサが中止になりました。

明日は目黒教会で、11日には東京カテドラルで行われる予定でした。

ですから、歌やお祈りでその日伝えることができなかった分

毎日、思い起こし、お祈りしています。

そのため、今月の「私たちの歌」は被災地の皆様に思いをはせ、

昨年12月に訪れた時の画像にしています。

前半は南三陸町、後ろは福島の様子です。

今月の歌をお聞きになるときに

皆様も被災地を思ってお祈りくださいますようにお願いいたします。

 被災地の皆様に神様の暖かな光が満ちわたりますように！