外国人福祉センター見学
- 2014/10/05 13:16
昨日は2日間お世話になったソウル管区本部修道院のシスターたちに
別れを告げ、光州管区へと向かいました。この会議の参加者は総勢
44名なので大きなバスでの移動でした。途中でファソン外国人福祉
センターに寄りました。
ここは水原市が5年前に開設し、3年前にカリタスのシスターたちが
委託されたということです。水源には外国からの移住者が多く、人口
の約8パーセントに当たるということで、彼らが韓国の文化と生活に
適応していくことができるために、種々のプログラムを行っています。
15か国から多い日で、なんと300名ほどの利用者があるそうです。
国別としてはベトナム、タイ、インドネシアの利用者が特に多いという
ことでした。子供から大人に至るまで韓国語や韓国料理、パソコンの操作
を学ぶ教室もあります。また韓国人の子供たちが多文化に触れることに
よって偏見を取り除き、国際人として成長していくことを助けてくれる
場も設けてあります。
ここの施設でただ一人のシスターであり施設長であるシスターが
いろいろと説明をしてくださいましたが、移住民司牧に心を砕く
お母さんの温かさが伝わってきました。
それぞれの国の民族衣装で出迎えてくださったスタッフの皆さんたちは
朝5時に起きて春巻きを作って下さったそうで、最後にそれをおいしく
いただきました。
温かいおもてなしによって力を得た後は、殉教者やカリタスのシスターたち
が納骨されている場所で祈りをささげ、5:30頃光州管区本部に到着しました。
またまたシスターたちが盛大に出迎えてくださり、旅の疲れも飛んでいきました。
明日からいよいよ本格的な研修会議が始まります。