小さな人々とともに歩んできたシスター達
- 2014/12/02 21:39
- カテゴリー:今日の出来事
12月1日、社会貢献支援財団より、ボリビアの
サンタ・クルスの養護施設オガール・ファティマ
で平成2年から子供たちの養育に携わってきた
本会の邦人シスターたちの働きに対して賞状が
贈られました。他にもいろいろな形で社会に貢献
された方々が表彰されました。
ボリビアからの参加は難しいということで、長年
ボリビアで宣教女として活動されたシスター樽角が
代理として出席し、多くのシスター達も式典に参加し
喜びを共にしました。
オガール・ファティマでは孤児、虐待、家庭内暴力、
両親の麻薬やアルコール依存など、様々な事情により
家庭での養育が困難な乳幼児たちを養育しています。
当初、この乳幼児院は劣悪な養育環境や食糧事情、
ずさんな運営管理が行われていた為、州の福祉課が
援助を求め、シスターたちに運営が委託されました。
政府機関からの保証が不安定な中、支援が途切れると
運営管理に支障が生じるというぎりぎりの中で、現在も
子供たちの健やかな成長を見守り、養育を続けています。
異なる文化や風土の中で、身を粉にして奉仕のわざに
専念しているシスターへの神様のご褒美が、このような
形でいただけたのではないかと思います。
今まで、オガール・ファティマを支援して下さった多くの
方々にもこの喜びをお伝えするとともに、心からの感謝を
申し上げます!