南米のシスターたちの居間
- 2014/12/11 11:49
- カテゴリー:今日の出来事
筆者はペルーに参りました。
本会の南米宣教50周年記念式典が13日にボリビアで
行われるということで、それに参加する目的です。
その前後、本会の宣教活動を助けてくださっている
イエスのカリタス友の会が、今まで支援してくださった
場所を事務局の方々と視察訪問することとなりました。
それで当分、南米にある修道院の居間からの発信と
なります。どうぞ、お楽しみに!
9日の未明にペルーに到着。空港に一番近いベンタニア
修道院のシスターたちが迎えに来てくれました。
そこで一晩泊めていただき、朝食後、施設を訪問しました。
そこでは「憩いの家」という高齢者施設で2名のシスター
たちが働いています。日系の方々が利用していることも
あり、最近秋篠宮殿下と紀子様が訪問されたとか。
施設を見学させていただきましたが、庭には鶏、七面鳥、孔雀、
オウム、羊、うさぎ、カメ、鯉、クイ(モルモットに似た動物)
などいろいろな動物がいて、いずれ食糧になるものがほとんど。
特にクイはご馳走だとか!
併設している病院も少し見学しましたが、そこは貧しい人々の
ために診療代を通常の10分の一しかいただいていないというこ
とで、一日多い時で2000名もの利用者が訪れるということでした。
ベンタニア修道院を後にし、リマにある管区本部修道院を
目指しました。途中見る光景は砂漠、今にも崩れそうな家々、
ペルーの貧しさを象徴するような光景でした。リマに近づくに
つれ町は都市化し、あまりにはっきりしている貧富の差に
愕然としました。日本も格差の広がりが問題となっていますが、
その比ではない感じです。
お昼からは時差ぼけ対策で、体調を整えるためにゆっくりし、
夕方近くの教会にミサに行きました。
明日はどんな一日となるのでしょうか。