神のいつくしみがこの世界に満ちあふれますように
- 2016/02/28 09:42
2月の最終の日曜日は、教会の典礼歴でいると四旬節第3主日です。
今日は神田教会のすぐ近くのYMCAで正義と平和協議会の全国会議がありました。
教皇フランシスコが大聖年の招きの中で言われている
「今日の世界には、どれだけ不安定で苦しい状況があることでしょうか。どれだけの傷が、もう声を上げることのできない多くの人の肉体に刻まれていることでしょう。それは、豊かな人の無関心によって彼らの叫びが小さくかき消され、それ以上声が出せなくなってしまったからなのです。」
この現実は意識すれば、日本の現実のなかでも多く見ることができることを再確認致しました。会議のなかでは、大切な子供を守る当たり前のお母さんの願い、しかし崇高で単純でいつくしみの姿が心に残りました。
正義と平和は一日ではできないし、もちろん一人ではできません。しかし、何もしないことが正義と平和を脅かすという事実もあります。自分にできること、関心を持つこと、知ること、祈ることから初めて、ささやかな行動に移すことができるようになりたいです。
会議が終わって神田教会によって、この会議でであった方々、そして世界の、日本の平和のためにお祈りしました。神田教会の入り口のマリア様の表情にひきつけられてのですが、やはり「いつくしみの聖母」でした。
平和の元后・いつくしみの聖母 私たちのためにお祈りください。