宮城県2日目志津川
- 2018/12/31 18:52
10:30から毎年訪問させて頂いている"のぞみ福祉作業所"でしたので
その前に米川の殉教地を訪問させて頂き朝のお祈りを捧げました。
米川の殉教地は町の方が管理してくださったいるそうで
地域にも"キリストさん"が馴染んでいるようです。
ベース長さんから説明を頂き、丘を登り最初に120人の方が
処刑されたところを訪問しました。
その後また歩き40名がお経と共に
葬られた塚で殉教者の取次ぎを願い、小さな祈りと殉教者の心を
感じながら「すべての人よ、主をたたえよ」を歌いました。
信仰も愛徳のわざも本物は受け継がれていくんだな~と感じました。
いよいよ"のぞみ"訪問です。私たちも顔とお名前が一致する方が
増えているのですが、おそらくのぞみの皆さんも
私たちに慣れてこられた感じを受けました。
今回もM子さんのウエルカムカードで迎えて頂きました。
絵もリアルになってきてクリスマスの楽譜まで描いてくださって
大変うれしくなりました。
のぞみの皆さんはいつも素直に反応してくださるので
本当に楽しくなりますが、やはり「花は咲く」ではいろいろな思いを
感じているようでした。7年半…まだまだですね。
"のぞみ"からすてきな手すきのお葉書を頂きました。感謝!
来年は新しい家ができるようです。ずっとお元気でおられることを
お祈りしています。
終わりにカリタス南三陸ベースで作成したモアイの像が40体置いてある
袖浜に行きました。モアイとは"未来に生きる"という意味があると
教えて頂きました。傷ついても、どんな困難があっても
未来を信じて生きるそんな方々の気持ちが伝わってきました。
そして最後の最後に志津川の防災センターの見えるところに行きました。
(現在は工事のため近くに行くことができません)
この街や様々な苦しみにある街のために祈りをお捧げしました。
私たちにできることはわずかですが、祈りを続けることの大切さを感じる
旅となりました。
防災センターで亡くなった方々の冥福を祈る仏像の首に
ロザリオがかかっていてほほえましかったです。
今回も私たちのために計画を立ててくださったベース長さんを初め
スタッフの皆様、お祈りで応援してくれたシスターたちに
感謝致します。