年間第16主日のミサ
- 2020/07/18 10:45
今日も夕方東京カテドラルで年間第16主日のミサがあります。
動画で配信されますのでご利用ください。
https://www.youtube.com/watch?v=AeJCu0che_c
ミサではマタイの福音の13章から「良い麦と毒麦のたとえ」が読まれます。
良い麦がまかれた畑に、人々が眠っている間に毒麦もまかれてしまい、
毒麦も芽をだしたので抜きましょうか??というと
主人は次のように言います。
「いや、毒麦を集めるとき、麦まで一緒に抜くかもしれない。
刈り入れまで、両方とも育つままにしておきなさい。」
この箇所について7月号の「毎日のミサ」の澤田神父様の解説が
興味深いです。
「私たちは無意識に自分を“良い麦”に他者を“毒麦”に結びがちです…
私たちを“毒麦”に重ね合わせればどうでしょうか」ということです。
いかがでしょうか??
“毒麦”重ねることができれば、神様のやさしさと忍耐強さが
心に響きます。
ミサの答唱詩編は典礼聖歌138「すべてのひとの救いを願い」は
神のお心をよく表しています。
夕方のミサの他の聖歌もは、神様のお心を思い選曲しています。
また、ミサの初めに唱える「集会祈願」も神様のお心を表すお祈りです。
「すべての心を配られる神よ、あなたは世界に良い種をまき、
その成長を慈しみと忍耐をもって見守っておられます。
ここに集う私たちが互いに愛し合い、
神の心にかなう者として成長することができますように」
こころを込めてお祈りいたします。
下の写真は麦ではなく稲の写真なのですが、
山形県の長井市の田んぼです。
低農薬栽培なので稲の大きさがと元気良さが違います。
神様が私たちに与えてくださる“良さ”のお恵みにも
気づくことができますように