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「ドンボスコは生きている」

イエスのカリタス修道女会 シスター井口みはる
2014/2/1 更新


 みなさん、こんにちは。イエスのカリタス修道女会のシスター井口です。ドン・ボスコ生誕200周年を2015年に迎えるにあたって、この連載をはじめることになりました。
私たちはよくドン・ボスコ、ドン・ボスコと言いますが、ではそのドン・ボスコの本当の名前はなんというのでしょうか。そして生まれたのはいつで、亡くなったのはいつなのでしょうか。ご両親の名前は、そして兄弟は何人かをご存知ですか?
ドン・ボスコという名で親しまれているジョヴァンニ・ボスコは、父親はフランチェスコ・ボスコ、母親はマルガリタ・オッキエナといい、1815年8月16日に生まれました。兄弟は2人。兄の名はアントニオ、弟はジュゼッペ。1888年1月31日に亡くなりました。

ドン・ボスコは“青少年の友”といわれ、その教育法は「ドン・ボスコの予防法」といい、教育者としてのイメージがとても強い聖人です。実際彼が創立した修道会、サレジオ会もサレジアンシスターズもその会員は教育者、特に若者の教育者としての活動が期待され、世界中で活発に活動しています。
しかし、ドン・ボスコは彼らだけのものでしょうか。彼らだけがドン・ボスコを父とし模範として仰ぐことができるのでしょうか。
たとえば私の修道会の活動は、若者の教育に全く無関係というわけではないにしても、その活動の中心は派遣された場所で必要とされていることを行うことにあります。(詳しい活動内容はこのホームページの“私たちの活動”などをご覧ください) 教育修道会とは言えません。そしてこれをお読みになっている皆さんの中にも教育関係の仕事をされている方もいると思いますが、他の仕事をしている方、また日々の生活の中でドン・ボスコとの接点がないように思っていらっしゃる方も多いと思います。私もそう思っていた一人です。私たちの修道会の創立者がサレジオ会員ということだけで、あまりドン・ボスコに関心がなかったことは否めません。
今回ドン・ボスコ生誕200周年をお祝いするにあたって、サレジオ会からその準備のためにと2012年からドン・ボスコについて深めるため、毎年テーマが出されていました。そしてそのテーマに基づいての話しを聞く機会もありました。もちろん今年もテーマが出され、サレジアンファミリーのメンバーとしてより一層心を一つにするよう招かれています。
これからしばらく、私たちがドン・ボスコの生き方から何を学び、どのようにその教えを生きていくことができるかということを考え分かち合っていけたらと思います。

さて、この連載のタイトル“Viva Don Bosco”といいます。イタリア語ですが、ふつうその意味は“ドン・ボスコ万歳” “祝 ドン・ボスコ” “すごいぞ!ドン・ボスコ”なのですが、それプラス私は“Viva”を“Vivere” 生きる、生活するという動詞として考え、『ドン・ボスコは生きている』としたいと思います。そう、ドン・ボスコは今も私たちの中にいて、私たちとともに生きています。

VIVA DON BOSCO!!