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信仰年リレー


 2012年10月11日から信仰年が始まりました。来年11月24日の「王であるキリスト」の祭日まで続きます。10月11日が開始日とされているのは、この日が第二バチカン公会議開幕50周年であるのと同時に、「カトリック教会のカテキズム」の発布から20周年にあたっていることによります。教皇は、信仰年にあたり「私たちが告白し、記念し、生き、祈る信仰の内容を再発見し、信じることについて考察することは、特に『信仰年』の間、すべての信者が自分のものとしなければならない務めです」と呼びかけておられます。私たちはそのお勧めを受けて、自分たちの信仰体験を今一度振り返り、それを分かち合うことによって神を賛美し、人知を越えた神の計らいを証ししながら、信仰のリレーを紡いでいきたいと思います。バトンを2週間ごとに渡すつもりで、更新していきたいと思います。





 

信仰は、私たちがいつも自由で喜んでいられる無償の恵み

第20走者 2013/7/4〜7/17 シスター立石麻子


  時々、ふと思い出す誰かの言葉があります。


「神は私たち人間を、その目を通してご自分を見、
ともに喜ぶ仲間あるいは喜びを分かち合う相手として創った」


これは私の信仰生活、奉献生活の支えでもあり、私が存在するワケでもあります。ということで、何事も楽しんで生きないともったいないと思うんです。気が進まないことやしたくないこと、だけれどもしなくてはならないことがあるときに、「憂鬱だなー」とダラダラしたり、悩んだり迷ったりすることに時間とエネルギーを使うより、「いっそ楽しんでしまおう!」という気持ちをもつことで、ある意味、楽な生き方ができるような気がします。よく言えば“喜びのうちに生きる”でしょうか。もちろんそれでも実際は、「は?」、「ムリ」など頻発してますが…。少なくとも、人との比較や損得に囚われず自由になれます。誰が儲っても、誰が人気者になっても、不思議と嫉妬などはなく、いいんじゃない?とむしろそれを楽しんでいます。喜べるんです、信仰のおかげで。(注:ただしこれは私の場合、自身の何がしかの上達とかスキルの向上などがなかなかない原因にもなってるような気がしないでもないです)
こんな私の続きに引き合いに出させてもらって恐縮ですが、ある人は、愛する子どもを亡くしてとても辛い時にも、「家族や友人は神さまからの預かりものだから、ただ神さまにお返しするだけだよ」と言いました。子どもがいなくなった現実はそのままですが、悲しみが悲しみで終らない、いずれ喜びに変わるという希望が見えます。事実は変わらないけれど、その人の中で真実が変わる。悲しみを喜びに変える力、これも信仰の成せる業でしょう。

 いつの頃からか、道、仕事、役職、担当、委員、係り、諸当番…等々において、何をするか、ではなく、どのようにするかが大切であり、どんなところでも“置かれたところでベストを尽くす”、そんな生き方をしようと思ったけれど、まさに「言うは易し、行なうは難し」なので、ここは私のレベルまで落として、「そんなことできないし」とか「私にさせるなんてどうかしてるよ」と反発したくなるところを「所詮何にもできないんだから、何でもやってみるか」と気持ちを切り替え、でもってやるからには“自分の”ベストを尽くしてそして楽しむことを心がけています。    とにかく、どの道が尊いとかではなくて、それぞれがそれぞれの道をどれだけ喜んで、または愛をもって歩んだかということが大切なんですね。

…そして、私にはいろんなところに寄り道、回り道しても必ず帰るところ、辿り着くところがあります。そしてそこには喜びがある。これこそ私にとっての信仰の恵みですが、この舌足らずな私の思いは次の聖アウグスティヌスの言葉によく表されています。

―あなたは私たちをご自身に向けてお創りになりました。
ですから、私たちの心はあなたのうちに憩うまで、安らぎを得ることができません―

 

 


 

これまでのリレー走者


【01】 2012/10/11〜10/24 シスター川端小菊
「私の語った言葉を通して神のことばが告げられたことを、お客様と共に感謝する日々」


【02】 2012/10/25〜11/7 シスター瀬戸麻美子
「ロザリオの聖母 私たちのために お祈りください」


【03】 2012/11/8〜11/21 シスター入江みどり
「神様の愛の中で永遠の幸せに与っている 今は亡き人たち。
今、彼らを霊的に身近に感じ、その支えや見守りを確信している。」


【04】 2012/11/22〜12/5 シスター竹嶋みゆき
「こんなに小さな命にでさえ 心をかける 父がいる」


【05】 2012/12/6〜12/19 シスター久志和美
「みことばはいつも実現している。」


【06】 2012/12/20〜2013/1/2 シスター岩ア由美子
「被災地で本当にあったクリスマスの奇跡」


【07】 2013/1/3〜2013/1/16 シスター天野尚子
「私の信仰の歩み」


【08】 2013/1/17〜1/30 シスター頭島富美枝
「私の信仰の歩み」


【09】 2013/1/31〜2/13 シスター水間なるみ
「私の信仰の歩み」


【10】 2013/2/14〜2/27 シスター松田文江
「信仰は神が行われる不思議な業をいつも新たに見出すことを可能にしてくれる」


【11】 2013/2/28〜3/13 シスター梅原キマヨ
「信仰年に今までの信仰を見つめる」


【12】 2013/3/14〜3/27 シスター武 松子
「主よ、私の信仰を助けてください」


【13】 2013/3/28〜4/10 シスター浜崎 昌子
「信じることは恐れを取りのぞく! ―信仰の歩み―」


【14】 2013/4/11〜4/24 シスター久松 美代子
「ベトナムでの生活を通して気づかされたこと」


【15】 2013/4/25〜5/8 シスター三木 加津子
「信仰の原点を振り返って」


【16】 2013/5/9〜5/22 シスター浜本一重子
「祈りの集い マージン祈ろう 」


【17】 2013/5/23〜6/5 シスター平澤つや子
「私の神との出会い」


【18】 2013/6/6〜6/19 シスター尾下明子
「信仰の神秘」


【19】 2013/6/20〜7/3 シスター川端百合子
「主よ、あなたはすべてをご存知です」


【20】 2013/7/4〜7/17 シスター立石麻子
「信仰は、私たちがいつも自由で喜んでいられる無償の恵み」


【21】 2013/7/18〜7/31 シスター岩佐律子
「私の信仰の旅」


【22】 2013/8/1〜8/14 シスター里マチコ
「わたしを導いてくれた聖書の言葉と励ましの言葉」


【23】 2013/8/15〜8/28 シスター日宇 愛
「いのちと信仰をいただいて」


【24】 2013/8/29〜9/11 シスター川村久美子
「信仰年に思う」


【25】 2013/9/11〜9/25 シスター小瀬良 るみ
「信仰年に思うこと」


【26】 2013/9/26〜10/9 シスター大山 美樹
「信仰を受け継いで…」


【27】 2013/10/10〜10/23 シスター濱村 鈴乃
「イエスのいつくしみの中で」


【28】 2013/10/24〜11/6 シスター田中 好江
「イエスのいつくしみの中で」


【29】 2013/11/7〜11/20 シスター峯 妙子
「大切に守り、伝えられた信仰と召命の恵み」


【30】 2013/11/21〜12/1 シスター前田 智晶
「倒れても、倒れても、主が私の中で生きている!」