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信仰年リレー


 2012年10月11日から信仰年が始まりました。来年11月24日の「王であるキリスト」の祭日まで続きます。10月11日が開始日とされているのは、この日が第二バチカン公会議開幕50周年であるのと同時に、「カトリック教会のカテキズム」の発布から20周年にあたっていることによります。教皇は、信仰年にあたり「私たちが告白し、記念し、生き、祈る信仰の内容を再発見し、信じることについて考察することは、特に『信仰年』の間、すべての信者が自分のものとしなければならない務めです」と呼びかけておられます。私たちはそのお勧めを受けて、自分たちの信仰体験を今一度振り返り、それを分かち合うことによって神を賛美し、人知を越えた神の計らいを証ししながら、信仰のリレーを紡いでいきたいと思います。バトンを2週間ごとに渡すつもりで、更新していきたいと思います。





 


信仰を受け継いで…

 

第26走者 2013/9/26〜10/9 シスター大山美樹

  私の信仰とは何だろう?
ものすごく信仰深い家庭に育ったわけではなかったけれど、私の父も母も祖父も祖母もみんないつの頃からかキリストを信じる者として生きてきたらしい。
我が家では、祈る習慣は特になかったが、毎週日曜のミサや教会の祭日、5月、10月のロザリオの月には必ず教会に行っていた。そして、週2回あった稽古(公教要理[1] の勉強)にも必ず行くよう教えていたのは、父母だった。

 

 

シスターになるために中一で志願院に入り、夏や冬の帰省には、毎朝のミサに行くことを父母は促した。行きたくない時も往々にしてあったけど、寒い冬の日には、歩きながら私の前に来て冷たい風よけになってくれたのを思い出す。母は、はっきりとは言わなかったものの、4人兄弟で女一人の私に、帰ってきてほしいという事を何度か表した。それでも、母は私自身が道を決められるよう自分の考えを押し通しはしなかった。もし、はっきりと言われていれば私は迷わず帰っていたんだろうと思う。でも、神様がそうさせなかったのだろう。

信仰の道も召命の道も似たようなところがある。どちらも行く先は、神様だから。その神様に会うための道だけど、イエスがすでに一緒に歩いてくれている。そう感じる時もあれば、感じられないすさみの時もある。人間って自分勝手だなぁと思うけど、そんな私たちを受け入れて微笑んでくださっているのだろう。

4月から潜竜修道院(長崎)にきた私にとって、私のルーツに関する新たな情報を得た。教会に、私の母方の祖母をよく知る人がいてその方が教えてくれたのだが、その祖母の姉はシスターで、長い間校長先生をしていたらしい。そのことを聞いたとき私はとてもうれしかった。なぜかというと、私には心に思い続けてきたことがあったからだ。それは、血のつながりのある誰かが、いつの日か自分とつながりのある誰かも修道者になってほしいと願い、祈ったのではないかと。私も夢のひとつとして、私の姪や甥から神と人へ仕える修道者や司祭が生まれてほしい。私がこの目で見られないとしても。神様は常に働いておられる。この目に見える形で、また見えない形で。そこに、(あっ、これは神様が働いているんだ)と感じられる心の持ち主としてこれからも生きていけるのなら、こんなに幸せなことはないと私は思う。

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[1]公教要理 : 問答形式で書かれたカトリックの教義書。カトリック要理。

 

 


 

これまでのリレー走者


【01】 2012/10/11〜10/24 シスター川端小菊
「私の語った言葉を通して神のことばが告げられたことを、お客様と共に感謝する日々」


【02】 2012/10/25〜11/7 シスター瀬戸麻美子
「ロザリオの聖母 私たちのために お祈りください」


【03】 2012/11/8〜11/21 シスター入江みどり
「神様の愛の中で永遠の幸せに与っている 今は亡き人たち。
今、彼らを霊的に身近に感じ、その支えや見守りを確信している。」


【04】 2012/11/22〜12/5 シスター竹嶋みゆき
「こんなに小さな命にでさえ 心をかける 父がいる」


【05】 2012/12/6〜12/19 シスター久志和美
「みことばはいつも実現している。」


【06】 2012/12/20〜2013/1/2 シスター岩ア由美子
「被災地で本当にあったクリスマスの奇跡」


【07】 2013/1/3〜2013/1/16 シスター天野尚子
「私の信仰の歩み」


【08】 2013/1/17〜1/30 シスター頭島富美枝
「私の信仰の歩み」


【09】 2013/1/31〜2/13 シスター水間なるみ
「私の信仰の歩み」


【10】 2013/2/14〜2/27 シスター松田文江
「信仰は神が行われる不思議な業をいつも新たに見出すことを可能にしてくれる」


【11】 2013/2/28〜3/13 シスター梅原キマヨ
「信仰年に今までの信仰を見つめる」


【12】 2013/3/14〜3/27 シスター武 松子
「主よ、私の信仰を助けてください」


【13】 2013/3/28〜4/10 シスター浜崎 昌子
「信じることは恐れを取りのぞく! ―信仰の歩み―」


【14】 2013/4/11〜4/24 シスター久松 美代子
「ベトナムでの生活を通して気づかされたこと」


【15】 2013/4/25〜5/8 シスター三木 加津子
「信仰の原点を振り返って」


【16】 2013/5/9〜5/22 シスター浜本一重子
「祈りの集い マージン祈ろう 」


【17】 2013/5/23〜6/5 シスター平澤つや子
「私の神との出会い」


【18】 2013/6/6〜6/19 シスター尾下明子
「信仰の神秘」


【19】 2013/6/20〜7/3 シスター川端百合子
「主よ、あなたはすべてをご存知です」


【20】 2013/7/4〜7/17 シスター立石麻子
「信仰は、私たちがいつも自由で喜んでいられる無償の恵み」


【21】 2013/7/18〜7/31 シスター岩佐律子
「私の信仰の旅」


【22】 2013/8/1〜8/14 シスター里マチコ
「わたしを導いてくれた聖書の言葉と励ましの言葉」


【23】 2013/8/15〜8/28 シスター日宇 愛
「いのちと信仰をいただいて」


【24】 2013/8/29〜9/11 シスター川村久美子
「信仰年に思う」


【25】 2013/9/11〜9/25 シスター小瀬良 るみ
「信仰年に思うこと」


【26】 2013/9/26〜10/9 シスター大山 美樹
「信仰を受け継いで…」


【27】 2013/10/10〜10/23 シスター濱村 鈴乃
「イエスのいつくしみの中で」


【28】 2013/10/24〜11/6 シスター田中 好江
「イエスのいつくしみの中で」


【29】 2013/11/7〜11/20 シスター峯 妙子
「大切に守り、伝えられた信仰と召命の恵み」


【30】 2013/11/21〜12/1 シスター前田 智晶
「倒れても、倒れても、主が私の中で生きている!」